10月27日 日曜日 小樽公園野球場で結成記念大会準決勝、決勝が行われました。
6年生にとっては、泣いても、笑っても最後の大会。
5年生以下は、前日に秋の選抜に優勝し、来夏に行われる高野山旗学童軟式野球大会出場を決め、今日は、星置西公園で6年生相手にポップアスリート全国大会を賭け、北海道ファイナルを戦っております。
6年生も有終の美を飾れるよう頑張っていきたいところですが、準決勝の試合時間が30分以上遅れて開始。対戦相手は、FBC-U12で対戦した稚内ファイターズさん。
今年は、ファイターズと名前の付くチームと多く試合をした印象があります。
なかなか得点を挙げることができませんでしたが、4回に満塁から走者一掃の3ベースヒットで得点を重ね、その得点を守り切り何とか勝利。
昼からの決勝に駒を進めることができました。
昼には差し入れのとうもろこしを食べながら、リラックスムード。
そしていよいよ決勝。対戦相手は、フリッパーズの本拠地元村公園から1.4㎞先の北園公園が本拠地の北光ジュニアファイターズさん。練習試合もよく行っていただいているお隣さんのチームです。
初回に3点を先制するも、2回、4回に1点ずつ返され、1点差に…
5回に1点を取り、逃げ切りを図ろうとしましたが6回にドラマが…
広い外野の頭を越え、スリーランランニングホームランを打たれ、逆転を許してしまいます。
6回は3者凡退でいよいよ7回の裏、最終回。
もはやこれまでか…
父母の応援歌は、応援をするとかなりの確率で得点をする『戦闘開始!』
WE AREの掛け声から、〇〇〇〇(選手名) 毎度場外 Home Run フリッパーズのshow timeだ 打て!打て!打て打て打て!
が小樽公園中に響き渡ります。
しかし先頭打者が打ち取られ、1アウト。
次打者がセンター前のポテンヒットで、1アウトランナー1塁。
そして今日初めてクリーンナップ3番を任された背番号7。
色白の顔がいつも以上に白く見えます。
大丈夫か?緊張しているのではないか?
初球ボールの後の2球目。
打った打球は…
セカンドの頭を越え、右中間へ…
広い外野にボールはどんどん転がっていく。
背番号7は一生懸命ダイヤモンドを駆けていく。
2塁を回り、3塁へ、しかしまだ外野手はボールに追いついていない…
3塁を回ったところで外野手がボールに追いつき中継へ。
背番号7は足が絡みそうになりながら三本間に到達。
あと少し…
しかしボールは戻ってこない。
ホームイン!
サヨナラツーランランニングホームラン‼
準決勝から合わせて7打席目。
準決勝も走者一掃の3ベースを打った背番号7。
名前の一文字も7色と言われている『虹』という字がつく。
『7』という数字に不思議と縁がある。
今年1年間、毎日休まず練習に来て、試合の出場機会も少なかったが、出場した時には一生懸命プレーをし、頑張ってきた。
全日本学童準々決勝で、7回代走で出場し、バッターが打ったサードライナーに帰塁できず、ダブルプレーとなり、試合終了後、責任を感じベンチで泣き崩れた背番号7。
応援歌の前奏の歌詞で歌われる『駆け抜けろ最高の夏!』とはいかなかったが、
最後の最後に『虹』のように7色に輝き、ホームベース上がスポットライトのように『陽』が差し込んだ。
夢は汗の中に
少しずつ咲いていく花
その努力決して裏切らない
夢は汗の中に
芽を出してずっと待っている
いつか きっと 願い叶うまで
夢は涙の先
泣き止んだ微笑の花
頑張った蕾がやがて咲く
夢は涙の先
雨風に負けず信じてる
最後の最後に『逆転のフリッパーズ』健在!
有終の美を飾ることができました。
今年度、6年生主体で出場した道内公式戦は50勝1敗 全国大会4勝1敗1分
厳しい練習に耐え、全国制覇を目指した日々。
夢は叶わなかったけど、次のステージが待っている。
学童野球は今日で終わってしまったけど6年生12人本当に頑張ったと思います。
あとは卒団式を待つばかりです。
6年生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
次のステージでも活躍を期待しております。
燃えろ 燃えろ 全てを賭けて 駆け抜けた 最高の秋!