8月11日 山の日が祝日に施行されてから初めての日。
明治神宮球場で、全日本学童軟式野球大会 準々決勝が行われました。
相手は、高野山旗の決勝で惜敗した沖縄県代表、世名城ジャイアンツ。高野山で悔しい思いをしただけになんとか勝ちたい相手でした。
今日も最高気温は30℃越え。昨日まで3試合を戦い抜き、暑さとも戦い、非常に疲れている中、10時50分にプレイボール。
初回を3者凡退に抑え、フリッパーズの攻撃。何とか先取点を取りたいという気持ちがみんなのバットに伝わります。
幸先よく2点を先制し、フリッパーズペースに。3回にも2点追加、4回には1点を返されますが、取られたら取り返す。これが今年のフリッパーズ。5回に3点追加し、得点は7対1に。
7回表2アウト、あと一人……
『何とかしのいでくれ』応援席のお父さん、お母さんは祈るような思いで戦況を見つめます。
最後のアウトが確定すると、選手のみんなはベンチから飛び出し、高野山から今回の全日本学童軟式野球大会に全て帯同しているお父さん3名は高野山での悔しい思いが吹っ飛び、がっちり握手。
フリッパーズ初の全日本学童軟式野球大会ベスト4進出。北海道勢としては6年ぶりの快挙!
夢にまで見た神宮で2試合を戦い抜き、それも勝利で飾る。そしてフリッパーズの歴史を塗り替えた瞬間…
いよいよ明日は決勝をかけ、前年度優勝の大阪府代表、長曽根ストロングスと対戦です。
決戦の舞台は大田スタジアムに移ります。そして選手の皆さんは疲れがピークに達していると思いますが、いつものフリッパーズらしさを出すことができれば、必ず明るい未来へつなげることができると思います。
帯同しているお父さん、お母さん、疲れがMAXだと思いますが、ここが踏ん張りどころです。フリッパーズの新たな歴史を刻むために一丸となって頑張りましょう!
『世界で一番熱い夏』最終章。
新たな歴史の1ページはここから始まる…